4月は入学や入社、異動などで騒がしくなる季節。
今まで実家で家族と一緒に暮らしてきたかたも、入学などを機に一人暮らしの生活がはじまりますね。嬉しいような、寂しいような、複雑なシーズンです・・・。
この時期(3月~4月)は、多くのかたが引越しをされるので、引越業者もかなり忙しくなりますので、引越費用も高くなってしまいます。
でも忙しいと言っても、家族の引越しではなく単身なんだから、そんなに高くないでしょ!と思われるはず。
それはそうです。人数が一人なんですから、運ぶ荷物が少ないので、家族の引っ越し費用よりももちろん安くなります。
では、その引越しの費用についてですが・・・
その前に引っ越し費用の計算法ってご存知ですか?
基本運賃 + 割増料金 + 料金 + 実費 + オプションサービス料
で、引っ越し費用は計算されます。
○基本運賃
荷物の量・距離(距離制運賃)・時間(時間制運賃)によって算出されます。
距離制運賃と時間制運賃は、法律で基準が定められています
・距離制運賃
トラックで走った距離によって運賃が決定(最短となる経路の距離で計算)
※引越距離が100km以上の場合に適用。
〇時間制運賃
トラックを使用した時間(トラックが指定場所へ到着した時から、作業を終えて車庫に変える時間)で決められています。
①4時間制、②8時間制、③8時間以上の3段階。
※引越しの距離が100km以内の場合に適用。
2.割増料金とは
休日割増 ・・・ 日曜・祝日は2割増し
深夜早朝割増(PM10:00~AM5:00)
冬季割増(地域によって)
3.料金とは
依頼主の都合や、段取りミスによって車を止めてしまった時に発生する料金
6t以下の車両・・120分超、6t車以上の車両・・150分超の時に料金発生
※距離制度運賃にのみ適用されます
4.実費とは
作業員の人件費(荷造作業料金、荷物の積み込み・積み下ろし作業料金など)
荷造りに必要な資材代(ダンボールやガムテープなど)
高速道路通行料など
5.オプションサービス料とは
エアコンの取り外しと取り付け、ピアノの搬送、ハウスクリーニング
不用品買取り、荷物の保管サービスなどのさまざまなオプション
引っ越し費用は上の計算方法を元に計算されますが、各業者で様々な単身向けなどの様々サービスがありますので、一度引っ越し業者のホームページ等を確認してみて下さい。
一人暮らしの引っ越し費用や目安についてお話し致します。
一人暮らしの引越し費用
一人暮らしの場合、荷物も少なく、スタッフも少人数でトラックも小さくなるため、引越業者も一人暮らしの方向けのサービスを行っていて、引っ越し費用を安い料金に設定しています。
一人暮らし向けの「単身引越しパック」などは、荷物を入れるBOXのサイズで料金も分かれていて、引越作業の負担を少なくするため、家具・家電などの梱包サービスもセットになっています。
各業者でサービス内容が異なりますので、複数の業者で費用の見積もりをとりながら、サービス内容を確認してみてもよいと思います。
一人暮らしの引越し費用の目安は?
引っ越しするとなると、引越料金で騙されたくない、そう思うのは当然ですよね。
騙されないためにも、引っ越し費用の目安は知っておいたほうがいいです。
では、引っ越し費用の目安はいくらでしょうか?
それを知るための一番良い方法は、インターネットで、複数業者に一括見積もりをとることです。そうすることで、ある程度の目安は把握できます。
ただ、インターネット上での見積もりは大まかな金額になるため、もっと細かい金額まで知りたいという場合は・・・
先程見積もりをした業者の中から複数の業者を選んで、実際に引っ越しする現地をみてもらい、詳細な見積もりをとりましょう。
これで、目安としては大丈夫だと思います。
※引っ越し業者の営業による見積もりは、原則無料になります。
全日本トラック協会のホームページ
「標準引越運送約款」のポイントをご確認ください。
あきらかに金額が低い業者には気をつけましょう。