先に結論から申し上げますが、沖縄県内で家具を処分する方法は大きく4つあります。
- リサイクルショップで売却
- 自分で解体して燃えるゴミに出す
- 自治体で処分する
- 不用品回収業者に依頼する
費用は千差万別で、沖縄県では、自治体処分を利用すれば約600円、不用品回収業者の利用で8,000円~20,000円程度で家具を処分することが出来ます。
沖縄県内の自治体処分方法を、片付け110番によくご相談いただくワードローブ(幅1,287cm、高さ1,957cm、奥行570cm)を元に出しました。
市区町村 戸別収集 持込み処分 那覇市、宜野湾市、石垣市、浦添市、名護市、糸満市、沖縄市、豊見城市、うるま市、宮古島市、南城市、国頭村、大宣味村、東村、今帰仁村、本部町、恩納村、読谷村、北谷町、中城村、西原町、与那原町、南風原町、八重瀬町、与那国町 〇 〇 宜野座村、金武町、伊江村、渡嘉敷村、座間味村、渡名喜村 × 〇 嘉手納町、北中城村、竹富町 〇 ×
このように沖縄県自治体でも、処分方法・手順、および費用は地域によって異なります。
そこで今回の記事では、重たくて処分しづらい家具の処分方法4選~メリット・デメリット、おおよその費用感までのすべてを書きました。
自分に一番の方法がわかり、あなたにとって最適な家具処分方法がわかるようになります。ぜひ最後までご覧ください。
【格安順】沖縄県で家具を処分する4つの方法
沖縄県で家具を処分する方法は4つあり、それぞれのメリット・デメリットを知って自分に合った方法を選ぶことが大切です。
自分に合わない方法を選択してしまうと無駄な時間がかかったり、処分が進まなかったりするからです。
- リサイクルショップで売却
- 自分で解体して燃えるゴミに出す
- 自治体で処分する
- 不用品回収業者に依頼する
詳しく解説していきます。
(1)リサイクルショップで売却
リサイクルショップで売却すれば家具の処分に費用が掛からないどころか、臨時収入を得ることができますので、まずは捨てずに売ることを考えてみましょう。
状態のいい家具を手放したい場合や、処分の時間に猶予がある方にはおすすめの方法といえます。
メリット | ・費用を掛けず家具を手放せる ・処分することなく再利用してもらえるので気持ちがいい |
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デメリット | ・必ず売れるとは限らない ・状態の悪い家具や需要のない家具は売れない ・売却先を見つけるのに時間がかかる場合がある ・査定をして比較する手間がある |
沖縄県には8社のリサイクル業者があるようですので、調べて査定に出してみるのもいいですね。
画像引用元:iタウンページより
良い業者を見つける方法
良い業者を見つける際には、以下の3つのポイントを意識すれば見つかります。
1.会社所在地が明確にされている | 会社所在地が明確な業者は、何かトラブルがあっても音信不通にならない優良な業者といえます。 |
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2.買い取り実績が豊富である | 買い取り実績は、実際に買い取っているかどうか、店舗やホームページで確認しましょう。 |
3.買い取り品目・幅が広い | 買い取り品目・幅が広い業者は、広い販路を持っていてあなたの持つ家具を買取してもらえる可能性が高まります。「家具はどのようなものを買い取ってくれますか?」と見積もりや電話の際に確認してみましょう。 |
売れやすい家具の特徴
売れやすい家具の特徴は、原則「需要があるもの」ですが、特に以下の4つを抑えた家具は売れる見込みが高いです。
1,状態が良い(傷・汚れ・臭いなどがない)
2,ブランド家具(松本民芸やカリモクなど)
3,海外ブランド家具(カッシーナやドレクセルヘリテイジなど)
4,寝具類以外
査定に出す前に、印象が良くなるよう綺麗に手入れしておくことも忘れないようにしましょう。
リサイクルショップの買取の査定基準や高く売る方法について事前に知識を持っておけば、買取査定の際に役に立ちます。
詳しくは「【暴露】リサイクルショップの買取はタダ同然?査定基準~高く売る方法」の記事をご確認ください。
(2)自分で解体して燃えるゴミに出す
指定袋に入るサイズまで解体すれば、無料で処分することが可能ですので、お金を掛けずに捨てたい方にはおすすめの方法といえます。
メリット | ・無料で処分できる |
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デメリット | ・解体には時間と手間がかかる ・解体に必要な工具の準備が必要 ・解体作業で怪我をする危険がある ・自治体によっては元のサイズが指定袋に入らない場合、解体しても一般ゴミには出せず粗大ゴミ扱いになることがあるので事前に確認が必要 |
ただし、解体には労力や作業事故のリスク(モノを落として骨折した、など)もありますので注意しましょう。
(3)自治体で処分する
自治体で家具を処分する方法には、自宅まで回収に来てくれる「戸別収集」、自分で搬入する「持ち込み処分」の2つの方法があります。
戸別収集(那覇市の場合300円~)
戸別収集の料金は自治体によって異なります。詳しくは、以下のリンクをご確認ください。
市区町村 戸別収集 持込み処分 那覇市、宜野湾市、石垣市、浦添市、名護市、糸満市、沖縄市、豊見城市、うるま市、宮古島市、南城市、国頭村、大宣味村、東村、今帰仁村、本部町、恩納村、読谷村、北谷町、中城村、西原町、与那原町、南風原町、八重瀬町、与那国町 〇 〇 嘉手納町、北中城村、竹富町 〇 ×
自治体の家具処分回収(戸別収集)を利用すると、無料~600円程で処分することが可能です。
メリット | ・安く処分できる |
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デメリット | ・事前申し込みの手間や大型ごみ手数料シール購入の手間がある ・予約状況によっては収集が先になる |
例えば、県庁所在地である「那覇市」を例に手続きの流れを以下にご紹介します。
1,申し込み
クリーン推進課に電話またはインターネットで申し込み。
2,シールを貼る
申込時に案内された金額分の粗大ごみ処理券を購入する。
3,家具を出す
収集曜日の午前8時30分までに、指定された場所に出す。
「事前申し込み」が必要で、「粗大ごみ収集手数料納付券の購入」などの手間もありますし、受付時間なども決まっているので手間や計画性が求められることは押さえておきましょう。
持ち込み処分(那覇市の場合60円/10kg~)
持ち込み処分の料金は自治体によって異なります。詳しくは、以下のリンクをご確認ください。
市区町村 | 戸別収集 | 持込み処分 |
那覇市、宜野湾市、石垣市、浦添市、名護市、糸満市、沖縄市、豊見城市、うるま市、宮古島市、南城市、国頭村、大宣味村、東村、今帰仁村、本部町、恩納村、読谷村、北谷町、中城村、西原町、与那原町、南風原町、八重瀬町、与那国町 | 〇 | 〇 |
宜野座村、金武町、伊江村、渡嘉敷村、座間味村、渡名喜村 | × | 〇 |
引用元:沖縄県内で行政(自治体)を通して粗大ゴミを出す方法より
沖縄県内すべての市区町村では、ごみ処理施設に持ち込みすれば、安く処分することが可能です。
ほとんどの地域で大型ごみ処理手数料シール購入の必要がなく、現地現金払いなので手間が少ないです。
※2023年3月17日時点での情報
メリット | ・自治体によっては事前申し込み不要なので便利 ・現金払いなので手数料シール購入の手間がない |
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デメリット | ・持ち込むために車両の準備や車両への積み込み作業が必要 ・搬入受入時間・曜日が決まっている ・地域によって持ち込める数に個数制限がある ・基本的に日曜日は持ち込めない |
ご自身でお住まいの地域の粗大ゴミの出し方を調べるのは大変ですが、片付け110番では沖縄県の全市区町村の粗大ゴミの出し方について情報をまとめていますので便利です。
簡単に家具の処分方法を知ることが出来る沖縄県の全地域の粗大ゴミの出し方(戸別収集・持ち込み処分)についての詳細は、「沖縄県内で行政(自治体)を通して粗大ゴミを出す方法」を合わせてご覧ください。
(4)不用品回収業者に依頼する
売れない、かつ、自治体に出せない方は、不用品回収業者に相談しましょう。
家具の設置箇所からの運び出しから丸ごと作業をお任せできるため、労力も時間も手間もかけずに楽に処分ができます。
メリット | ・急ぎの依頼もできる ・大型家具の運び出しも依頼できる ・運び出しにあたっての家具の解体も依頼できる ・ピンポイントで日時指定できるので自分が都合をつける必要がない ・手間がない |
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デメリット | ・優良な業者を選び抜く必要がある(悪徳業者の危険がある) ・他の方法に比べて費用が高めである |
不用品回収業者の家具回収の費用相場は以下の通りです。
費用相場 | タンス:8,000円~20,000円 ベッド:8,000円~18,000円 ソファ:8,000円~20,000円 学習机:8,000円~15,000円 |
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※実際に片付け110番で回収した事例(各10事例)をもとに算出しています。(階段作業や解体作業が必要な場合、料金に変動が生じています)
不用品回収業者の選び方3つのポイント
仮に不用品回収業者を選ぶとなった場合は、「1,会社所在地が明確であること」「2,電話での見積りをしてくれること」「3,施工事例を金額まで紹介していること」の3つのポイントを意識してみてください。
良い業者を選ぶことができる上に、「ボッタクリ被害」に遭遇する確率が激減します。
事実、電話での見積りは断られて、現地見積りをお願いしたらトラブルになった、というケースが消費者庁から通達が出ていました。
画像引用元:「お得な定額パック 定額パック料金は、全てが込み込みの料金」などの広告・表示をして不用品・粗大ごみ回収サービスを提供する事業者に関する注意喚起より
たった3つのポイントのみで「間違いない、失敗しない不用品回収業者」を選ぶことができます。
1,会社所在地が明確であること
優良な業者は、会社所在地が明確です。
しかし悪徳業者は会社所在地を明らかにせず、何かトラブルが発生しても連絡がつきません。
所在地がわかることで、その住所が法人登記されているか確認できますので、必ず確認して、「捨て住所」でないことをチェックしておきましょう。
2,電話での見積りをしてくれること
電話で概算見積を出してくれる業者は、お客様ファーストの親身な業者であり、また価格に自信があることの表れでもありますので、信頼できる業者といえます。
3,施工事例を金額まで紹介していること
施工事例を金額まで紹介している業者は、「価格やサービスに自信がある」ことの表れです。透明性があり、実績を惜しみなく公開しているので、安心できる業者と考えられます。
優良な業者を選び抜くために、悪徳業者について知識を持っておくことが大切です。詳しくは「許可、儲け、悪徳業者…不用品回収業者の裏側、お答えします」の記事をご確認ください。
それぞれの処分方法におすすめの人まとめ
各処分方法にはそれぞれオススメの人がいますので、表を参考に自分が当てはまるか必ず確認してください。
特にその方法に最適な順に、オススメのひとを表でご紹介しています。
ご紹介順ほど、その処分方法にマッチしておりますのでメリットが多く得られる可能性が高いです。
方法 | おすすめの人 |
リサイクルショップ | ・ブランド家具である ・比較的新しい、状態がいい家具である ・処分の時間に猶予がある ・家具をゴミにせず再利用してもらいたい |
解体して燃えるゴミに出す | ・お住まいの自治体が解体すれば燃えるゴミで出すことに対応している ・手間がかかっても無料(格安)で捨てたい ・解体用の工具がある ・日曜大工に自信がある |
自治体処分 | ・安く処分したい ・安全に処分したい |
不用品回収業者 | ・楽に処分したい ・急いでいる ・処分したい家具が重たくて動かせない ・家具が大きいので運び出せない ・家具の解体が必要で自分ではできない ・人手がない |
その方法で捨てたいと思っても、自分のシチュエーションにはその処分方法があっていない可能性もあり、その場合に無駄な時間を使ってしまうリスクがあるのでしっかり確認しましょう。
さいごに
何社も調べて、比べて…というのは、「大変」「忙しいから時間がない」「面倒」と思われる方もいるかもしれません。
そんな方に業者選びの秘策をご紹介します。
結論から書きますが、片付け・不用品回収業者を選ぶなら「紹介業者」を選ぶことをオススメします。
紹介業者を利用すれば様々な手間が省ける上にメリットも大きいからです。
片付け・不用品回収業者の中には悪徳業者も存在していますが、紹介業者を利用すれば悪徳業者に引っ掛かるリスクも最小限です。
紹介業者がオススメの理由については「片付け・不用品回収業者を選ぶなら「紹介業者」が一番!安心保証制度がついているのは片付け110番だけ!」の記事を合わせてご覧ください。
紹介業者のなかでも「沖縄県片付け110番」が一番。
・ご要望を即時解決!
・最大1億円の賠償責任保険加入済
・トラブルにも紹介
・安心保証制度
・徹底した加盟店教育制度
・お客様限定キャンペーン実施
などなど、ご要望を対応、保証もすべて完備。
多くのお客さまからの支持もいただけるようになりました。
具体的な回収金額、画像などをつけて施工事例として紹介していますので、ぜひ合わせてご覧いただけますと幸いです。