ごみ処理に莫大な処理費用がかかるということで、ごみを出すには有料制となっています。 

家庭ごみは、燃えるごみ、燃えないごみなどに分別し、各市町村で定められた指定の有料ゴミ袋に入れてごみに出すということになっている市町村役場がほとんどです。

ではゴミ袋に入らない粗大ごみはどのようにしてごみに出したらよいでしょうか?
 
多くの市町村役場では、『粗大ごみシール(処理券)』を購入し、粗大ごみに貼り付けて、ゴミに出すという仕組みを取り入れている市町村が多くあります。
 
 ここで気をつけて頂きたいことが、粗大ごみシールを貼り付けて、粗大ごみの日にごみに出せばよいというわけではありません。

勝手にだしてしまうと、誰が出した粗大ごみか管理できず、不法投棄につながってしまう可能性があります。

そうならないようにするために、事前に予約をとってからごみに出すという方法をとっている市町村が多くありますの。

予約の際には、受付番号やごみに出す日を指定されますので、忘れないようにするためにしっかりメモをとっておきましょう。

また、粗大ごみシールの貼り付け方や書き方にも注意すべきことがありますので、ここでお話しいたします。

粗大ごみシール書き方

 粗大ごみシールには、各市町村で決められた事項を書くことになっています。

 沖縄県の各市町村では、『受付番号』の記載だけを書くことになっている市町村がほとんどです。

他の都道府県だと、指定されたゴミの出す日や名前などを記載することになっている市町村もありますので、詳しく、各市町村役場のルールを確認致しましょう。

 粗大ごみシールの書き方で気をつけて頂きたいことは、ただ一つ。

 受付番号などの記載間違いをしない、ということです。

 もし間違って書いたままゴミに出してしまったら、収集業者が予約されている番号と違うモノがだされているということで、収集できずにそのまま置いていかれることもありますので、書き間違えをしないようにご注意ください。

 もし間違って書いてしまったら?間違って書いた部分を、二重線などで引いて、その上に正しい番号などを書けば大丈夫です。

粗大ごみシールの購入先はどこ?

 初めて粗大ゴミを捨てる時、『粗大ごみシール(処理券)』をどこで買えばよいのか?考えるものです。
 
 ではどこで買えるでしょうか?

 ゴミの処分の方法は各自治体で決められていますので、粗大ごみシールについても、各自治体使用のものとなっています。

その為購入できる場所は、各市町村内の指定販売場(コンビニやスーパーなど)で買うことができます。

 那覇市、浦添市などでは1枚300円となっています。※各市町村で金額は事前にご確認ください。

粗大ごみシールの貼り方で気を付けることは?

 粗大ごみをゴミに出す予約をして受付番号もとったし、そ大ごみ処理券も購入したし、あとはシールを貼って指定日にだすだけ!と安心していませんか?

 実はシールを貼る時に注意点があります。

 ①受付番号が書かれているか確認する
 ②収集業者がシールを見える位置に貼り付ける
 ③シールが剥がれないようにする

 ①受付番号が書かれているか確認する
  うっかり番号を書かずに貼り付けて、ゴミに出してしまった、というケースも耳にます。受付番号が書かれていないので、予約されたものかわからず、収集業者は収集することができず置いていきます。

  そうなった場合は、もう一度、ごみに出す予約をしなくてはいけません。

 ②収集業者がシールを見える位置に貼り付ける
  ・家具などの粗大ごみで、引き出しの内側に貼ってゴミに出してしまった
  ・シールを貼りつけた位置を下にして見えなくしてしまった
  など、収集業者がシールと受付番号を確認できないため、不法に投棄されたものだと思い収集されずに取り残されてしまいます。

  この場合ももう一度、ごみに出す予約を取り直さなくてはいけません。

 ③シールが剥がれないようにする
  シールをしっかり貼らなかったためにどこかで剥がれしまったりした場合など、こちらも①②と同じで、収集業者は収集できませんので置かれたままになってしまいます。

  この場合ももちろん、ごみに出す予約から必要になってきます。